名品ホエーブス

予期しない物が出てきた時って、捜し物が見つかった時より、はるかに嬉しい!

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しかも、それが価値ある物なら尚更です。

すでに空き家になっている実家に立ち寄ると、ちょっと目を引く赤い缶。

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あれ~? ホエーブス?
なんでこんなとこにあるの?
親父がよく実家で片付けをしているので、どこか奥から引っ張り出してきたのかもしれません。
でも今まで見たこともなかったのに・・・

オーストリア製のホエーブス(PHOEBUS)とは・・・

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元々、軍の要請により開発されたストーブのようです。
「ガソリンストーブといえばホエーブス」と言われるほど登山用ストーブとして愛された名品ですが、1992年に惜しまれつつも70年の歴史の幕を閉じました。
いわゆる廃盤です。(写風人はやたら廃盤商品というものを欲しがります。)

625と725の二種類があり、大きい625を大ブス、小さい725を小ブスと呼んでいるそうです。

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この小ブスはラベルから見て、1972年以前に製造された(旧旧型)のものと思われます。
火力調整のハンドルも赤いプラ成型のものとは異なり、英語、ドイツ語、フランス語による使用方法が記されています。

へぇ~、親父も気の利いたアイテムを持ってるな~、いつ買ったのか聞いてみると・・・
「知らん、そんなもの」
えっ、じゃあ一体だれの? 

ははぁ~ん、弟かもしれない。
写風人弟は壊れた物や不要になった物を実家にこっそり持ち込んでおくクセがあります。
聞いてみると、案の定そうでした。
「それ、もう使わんし、壊れとるかもしれん・・・。」

写風人弟は、海外へ放浪の旅に出掛けたり、山小屋に居候したりと私以上の野外派人間なのです。
ですからコッソリこういう物を隠し持ってるんですね~。

使えないかどうか、一度分解掃除して、試してみました。

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う~ん、こんな燃え方じゃないと思うんだけど・・・。

本来は青白く美しい炎なんですよ。
プレヒートした固形燃料がなくなっているはずなのに、まだタンク接合部から炎が出ています。
これは、危ない!とすぐに火を消しました。
パッキンが原因かな? 部品って手にはいるのかな?
どなたか詳しい方、教えてくださ~い。

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コメント

欲しい!

確かに良い物ですね~。
直ると良いですね。
私もそういった物が大好きです。

2009/12/15 (Tue) 19:59 | 外道s #5AXDTSnc | URL | 編集
外道sさんへ

今日、弟が来たので聞いてみると、
若い頃、北海道に放浪の旅に出掛けたときに現地で買ったそうです。

もう、部品も手に入らないようですし、
飾りになっちゃうかも・・・。

2009/12/16 (Wed) 00:50 | 写風人 #- | URL | 編集
旧旧型って日本語になってないような・・・

はじめまして、ホエーブス検索で迷い込みました。
分解掃除されたとの事ですので、その際の締め付け不足ではないでしょうか?
分解してなくてこの状態ならAB-10の交換が必要ですね。

パーツはないでしょうねえ、5.6年前なら代理店だったエバニューが修理を受けていましたが、今は判らないです。
大ブス+小ブスで30発以上ありますけど、私はパーツ類は自作or代替品で対処しています。

>625と725の二種類があり、大きい625を大ブス、小さい725を小ブスと呼んでいるそうです。

ホエーブスは他に225、525というガソリンストーブもありますよ。灯油ストーブ、ランタンなども作っていました。

2010/01/03 (Sun) 17:58 | メタボちゃん #fYFfjCTQ | URL | 編集
メタボさんへ

やっと詳しい方に出逢えて感激です。
やっぱり、旧旧型ってのはおかしいですね。
どこかのサイトで紹介されてたので・・・。

しっかり締め付けたつもりで、この状態というのはガスが漏れているんでしょうか?
AB-10っていうのはパッキンのようなものですか?
代用品で対処できれば教えていただきたいのですが。

2010/01/03 (Sun) 23:48 | 写風人 #- | URL | 編集
パーツNo.です

>しっかり締め付けたつもりで、この状態というのはガスが漏れているんでしょうか?

そうですね、いままでの状態で馴染んでいたのを動かしたので、隙間が出来たのでしょうね、良くあることです。
ガス漏れがないものは絶対に触らないですね。
対処方法はガスケットシートの打ち抜きで出来ると思いますが、ある程度の厚みが必要です純正で2mmですね。

もしどうしても駄目だったら、実費にてお譲りしても良いので、またこちらに経過を書き込みください。

2010/01/04 (Mon) 11:05 | メタボちゃん #fYFfjCTQ | URL | 編集
メタボさんへ

なるほど、分解したことが間違いの元だったかもしれませんね。
一度自分なりに修理してみようと思います。
どうにもならない時はまたご連絡いたします。

2010/01/04 (Mon) 21:45 | 写風人 #- | URL | 編集
どうなりましたか?

725オーナーの一人です。
ホエーブスはタンク側とヘッド側の材質が異なるためか互いの馴染みが悪く使用の初期段階ではガス漏れをよく起こして火がつきます。
対処法は燃焼中にコンロが熱い状態でヘッドの根元をモンキーで増し締めします。
火傷防止に濡れ雑巾を何枚か用意してタンクをしっかり押さえながらモンキーのネジを親指で固定し静かにトルクをかけます。
AB-10は鉛系のガスケットらしく熱い状態だとするっと軟らかく締まって当たりがでて馴染みます。
極端に精度の高い部品ではないようで完全な定位置というのはありません。一般にはガス漏れがおさまり火がつかなくなったところで止めます。
この作業は何度かすることもあるので購入時のオリジナル位置をマーキングしておくと締め込みをどのくらい行ったかの目安になります。
長くなりましたが一般論としての対処法を述べてみました。取説にも簡単な記述がありますから通読をお勧めします。
めったに分解する箇所ではないので燃料吸い上げ芯などがどうなったのかも心配です。火力調節バルブのあたりは大丈夫ですか。
前出のメタボ師は有名なホエーブスコレクターのはずです。よい人の目にとまったので重症にならぬうち完治していると思いますが念のため筆をとりました。あしからず。

余談ながらホエーブスを長持ちさせたければガソリン予熱は絶対しないでください。また燃料は白ガソリンを使うことです。オクタン価の高い赤ガソリンは自動加圧式の場合タンク内圧を上昇させ過ぎて破損の元ともなります。お忘れなく。

2011/06/11 (Sat) 22:01 | 825 #x8Q4Q49E | URL | 編集
825さんへ

ご親切にありがとうございます。
コレクターの方からアドバイスして頂いたのに、恥ずかしいかなガス漏れにビックリして、まだ放置したままです。

多分、今度着火しても同じような状態になると思いますが、ガス漏れして燃えている状態でヘッドの根元を閉めるんでしょうか? もしそれで火がおさまらなければ、AB-10や吸い上げ芯、火力調整バルブなどに原因があるかもしれないということですね。

今度しっかり確認してみようと思います。
こんな素人にアドバイスありがとうございました。

2011/06/12 (Sun) 22:23 | 写風人 #FMwsOtrU | URL | 編集
困りましたね

入手して即バラバラに分解してしまったんでしょうか。
まずいですね。
普通はタンクの燃料を入れ替えてから試験焚きをしてみてガス漏れの場合はその部分のみの増し締めを行い対処するものです。
米軍の旧GIストーブなどもそうですが前線の兵士には簡単なメンテナンスしかさせず大修理が必要な際は後方の設備と技術の伴ったバックヤードに送らせるという方針を採っています。
そのほうが無難だからです。
ホエーブスは古いタイプのコンロですから本来素人が手をつけられる箇所が決まっていて範囲も狭いのです。
分解可能なアッセンブリーも心得がないと分解不能なコンプリートになります。
これは技術の問題もありますが再組み立てに必要な交換部品がない場合にも同じことが起きてしまうのです。
どの程度の分解をしたのかわからないので助言がむずかしいのですが組み立てが正確に行われたと仮定してガス漏れして火がついている箇所をまず特定する必要があります。
写真をみるとガス漏れ以前に正常燃焼してないようにも思えるのですが。
火力調節バルブはいじりましたか。
バルブを開いた状態で予熱をしていた例がありましたが組み立てが間違っていてバルブが閉じられない状態になっていても同じことは起きます。
ハンドルを差し込む回転軸をナットをはずして引き抜いてしまっていることも考えられますね。
どんな分解をしたのか不明だと結局すべてを疑わなくてはならなくなります。
完全なオーバーホールをすればよいのですが部品がほとんど手に入らない現在これは望むべくもありません。
一応記憶してるいる範囲で手をつけたところと手をつけなかったところ。そして何をどうしたのか書き出してもらうのが一番の早道かもしれません。
メタボ師がこのブログをまだ見ているといいのですが。

2011/06/13 (Mon) 08:51 | 825 #x8Q4Q49E | URL | 編集
825さんへ

何度もすみません。

弟も詳しくないので、どのような状態なのか不明のまま譲り受けました。譲り受け、試験焚きをする前に分解してしまいました。取説の分解図を見ながら分解したので、B-17を全部外し、ハンドルのナットも外したように記憶しています。
素人が分解したことがそもそもの間違いだったようですね。
ホエーブス愛好家の方からお叱りを受けるかもしれませんが、今は使用を諦めて大切に飾ってあります。

2011/06/15 (Wed) 00:35 | 写風人 #FMwsOtrU | URL | 編集
最良の選択を

725は最強ではなくとも最良のガソリンコンロといえる名品です。
それは非常に単純な構造であることと組み立てもポンピングも不要でプレヒートのみでそこそこの強火力が容易に得られるためです。
1Lの沸騰テストは約5分。もちろんこれ以上の性能の登山用コンロはいくらでもあります。しかし面倒な作業が必要だったり故障しやすい複雑な構造であることは過酷な登山条件では一番の欠格事由です。
考えてみて下さい。深雪のラッセルを終日こなして凍りついた手指で登山用コンロを操作するつらさを。
725は簡単で故障知らず80点の得点をたえずたたき出すことができます。これこそが最良のガソリンコンロといわれる所以なのです。
一方625は習作的意味合いが大変濃厚です。黎明期のベストセラー。あらゆるガソリンコンロのお手本ともいわれた名品です。
しかし反面それ以降にそれ以上のガソリンコンロが登場することもまた自明の理です。わかりやすくいうと625は全体の平均レベルが上がったが故に90点しかもらえなくなった過去の100点満点プレイヤーということもできるのです。
ちなみに625はポンプ式ガソリンコンロ。725は自動加圧式ガソリンコンロに分類されます。
確認しておきますが性能的に625以上のポンプ式ガソリンコンロは数台ありますが725以上の性能を示す自動加圧式ガソリンコンロは一台も存在しません。ジャンル的には最強といえます。
付け加えると725の燃焼音は難聴を招くとかいわれます。
ジョークだとは思いますが特有の乾いた金属的な大音量は遠くから聞いてもわかります。使用者のテントを通りかかると怒鳴りあいが習慣となっていることもよくありました。
(以上は725の片想い的な紹介です。理解を深めて頂ければ幸いです。参考まで。)

さて貴殿の725ですが重篤な状態にないとは残念ながら言い切れないと思います。
理由は分解も組み立ても心得があって行ったものではないためです。
たとえばホエーブスはタンクは鉄製ですがヘッドは真鍮製です。素材が異なるため馴染みが悪いだけでなく強度も差があるのです。ヘッド側は意外とデリケートです。
また両者は使用経過とともに焼きついたような状態になります。これを緩めることはけっこう大変だったはずです。通常はこの時点で断念してくれるのですが。
問題は沢山あります。大雑把にいうと①分解の際に部品や各部を破損させなかったか②組み立ては正確に行われたのか③パッキン類は交換補修の必要はなかったのか④各ネジ部の締め込みは正確かつ適切だったか。等々です。
とくに以前にもお話しましたがパッキン類は入手困難ですから後先かまわず分解してしまうと事実上の廃品化と変わらない事態を招いてしまうのです。さらに内蔵した部品類を壊した場合はなおさらです。
唯一希望といえるのは購入者の弟さんが登山用コンロに詳しくないことかもしれません。
おそらく分解整備などしなかったはずで取扱説明書の図にもある予備部品の袋がそのまま手付かずで残っている可能性があるのです。缶の中などを調べてみて下さい。
これらのうちには例のヘッド接合部のパッキンAB-10やハンドル基部の円筒鉛パッキンAB-6も含まれているはずです。他の場所に保管しているかもしれませんね。
ただ結論的に申し上げると当方としては予備部品のある無しにかかわらずホエーブスのコレクターであり整備のエキスパートでもあるメタボ師を頼ったほうが間違いないと考えています。
わからない箇所にさらにトラブルを抱えていると素人には判断も対処も困難であるためです。
師なら貴殿の725をたんに修理というより再生復活させるはずです。つまり部品云々ではなくサービス技術そのものを当てにさせてもらおうということです。
当然ながら経費や応分の謝礼も惜しむべきではないでしょう。
最良の選択をされんことを。

余談となりますが20年くらい前にメタボ師はビーパル誌に写真付の記事で取り扱われたことがあったと思います。確認はとれませんが同一人のはずです。本棚をひっくり返してバックナンバーを調べているのですがまだ見つかりません。編集部気付で連絡をとったほうが早いかもしれません。
お役に立てず申し訳ありません。

2011/06/15 (Wed) 22:18 | 825 #x8Q4Q49E | URL | 編集

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