コンバスター

真っ赤な蜂の巣状がチラッと見えるでしょ、それがコンバスターです。

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薪を燃やして出る煙は、熱を発生する時に燃えなかった不完全燃焼ガスです。
この煙を完全に燃焼するには600℃の燃焼温度が必要ですが、薪ストーブでは何時間燃やしていてもこんな高温にはなりません。
そこで開発されたのがコンバスター(触媒)です。触媒は250℃の低温で煙成分のほとんどを焼き尽くし、きれいな排気となります。これは自動車の排出ガスを低減する方法と同じだと言われています。

焚き始めはダンパーを開け、燃焼させています。

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炎や煙は煙突を通してそのまま屋外に排出されます。
この状態を続けていると、煙突は焼ける、煤は付く、煙は出る、薪はすぐに燃え尽くす・・・など、いいことはひとつもありません。
手前の千鳥格子状に開いた穴がバッフルです。
ダンパーを閉めるとこの穴から吸い込みます。

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この独特の形状の穴が、偏った排ガスに渦を巻かせ(タービュランスといいます。)均等に触媒に当たる役割をします。
一次燃焼の不完全燃焼ガスがバッフルを通り再燃焼することが二次燃焼です。
DUTCHWESTさんの図を参考にご覧下さい。

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FA265は更に三次燃焼室があり、一次二次三次燃焼の相乗効果で爆発的な熱を発生させるトリパワーシステムが採用されています。
詳しくはDUTCHWESTのホームページ「燃焼システム」をご覧になると、このトリパワーシステムのすごさがお分かり頂けると思います。

実際に触媒はどんな形をしているか私のストーブでと思ったのですが、燃やしつづけて汚いので、これもDUTCHWESTさんの画像をお借りしました。

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左側がキャタリティック・コンバスターです。トップの写真はこれが真っ赤になっているんですよ。右側のドーナツ状にみえるバーナーがエアーディストリビューターです。コンバスターエアーから送り込まれた高温空気によってクリーンバーニング燃焼されているのです。調べていて初めて知りました。お恥ずかしい限りです。
高温空気と煙の混合で煙成分を排除させ、更に触媒で再燃焼させている訳ですから、
FA265はかなりクリーンな薪ストーブなんですね。

何も知らずに決めたFA265。いや~すごいストーブですよ。



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コメント

ほ~。。。

二次燃焼って複雑ですか?(;_;)
現在薪の使用料が多くて
やっぱり二次燃焼が付いてる方がいいのかな?と
考えてる最中ですが
コンバスター。。。(言葉にオロオロ)や
その他メンテに不安になったりします

でも大きい薪で6時間持つって
やっぱり素晴らしいな~。。。

2008/02/18 (Mon) 00:30 | チョコ #- | URL | 編集
チョコさんへ

次の薪ストーブを思案中のチョコさんには刺激的すぎましたか?
二次燃焼は考えると複雑ですが、焚き方に複雑さはないし、メンテが大変という人もいないと思いますよ。
もともと排出ガスの規制から生まれた二次燃焼ですから、規制されていない日本では、なんでもアリですね。
でも、これから長く薪ストーブと付き合っていくなら、何十年も耐えるストーブも選択肢に入れてはどうですか。
長い目でみると薪の消費のこともありますからね。

2008/02/18 (Mon) 01:33 | 写風人 #- | URL | 編集

FA265は詳しく調べれば調べるほど
わくわくして面白いですね

熱の利用を最大限に利用して
不完全燃焼を減らし
クリーンにするかが伝わってきますよ

煙突から煙が出ることはあるのですか?

2008/02/18 (Mon) 09:31 | northin #LkZag.iM | URL | 編集
ハイテク~ですね!

コンバスターの赤々とした2次燃焼は、さすがって感じですね!低温でも2次燃焼できるってのが、やはりコンバスターの良いところでしょうから・・・でも、3次燃焼ってのは、どういう仕組みで燃焼されているのか、ちょっと気になります。コンバスターの2次燃焼で燃えきらなかったものってどのくらいあるんでしょうかね?恐るべしハイテク薪ストーブFA265!

それに比べると、我が家のヨツールは、ほんとシンプルに思えてきます。これでは燃焼効率も比べものになりませんね!

2008/02/19 (Tue) 17:22 | 田舎時遊人 #cegDMDc6 | URL | 編集

田舎時遊人さんと同意見ですね「FA265」私の買い換えの選択肢にエントリーされて居たのですが、同じ物を買っても意味がないので私は「あれ」にします。
もう決めました。

2008/02/19 (Tue) 21:38 | 外道s #5AXDTSnc | URL | 編集
田舎時遊人さんへ

ストーブトップを外すと、最初に見えるのが白い半円形のリフラクトリーです。セラミックファイバー製の高熱保温剤でこの内部が三次燃焼室になっています。
二次燃焼室の熱がそのまま逃げずに三次燃焼室で留まるようになっているんでしょうか?
よく考えてありますね。

2008/02/20 (Wed) 22:58 | 写風人 #- | URL | 編集
northinさんへ

単純に考えていましたが、結構複雑ですね。
一次燃焼中は煙も上がりますが、ダンパーを閉めてからはほとんど煙は見えませんね。多少匂いがでる場合はあります。

2008/02/20 (Wed) 23:01 | 写風人 #- | URL | 編集
外道sさんへ

そうですね。同じ機種ではつまらないですね。
「あれ」ってなんだろう?
外道sさんももったいぶりますね~。

2008/02/20 (Wed) 23:04 | 写風人 #- | URL | 編集
竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブD2縦型

竹かなり安くて珍しいペレットストーブD2縦型(70,000円)を見つけました。
竹を燃料にできれば一番安いですね
ダッチウエスト(FA225)だと30万以上するうえに、2~3年の使用でかなり高い消耗品の交換が必要になりますが、ペレットストーブD2縦型は7万円で二次燃焼室と三次燃焼用の空気取入れ口までついている上に、単純な構造なので消耗品の交換がなくても10年以上使用できるそうです。薪ストーブの購入を、検討されている方がいたら是非教えて上げて下さい。

竹の生木チップも燃料に出来そうなペレットストーブD2縦型
http://blogs.yahoo.co.jp/itventurecapitalcoltd/21527934.html
おそるべし二次燃焼システム
http://plaza.rakuten.co.jp/shirotori/diary/?ctgy=2

2008/12/28 (Sun) 17:08 | 竹燃料 ペレットストーブD2縦型 #LkZag.iM | URL | 編集

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