続・FA265の取説

今回は取説の報告で、はっきりいって面白い記事ではありません。

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さて、どちらに軍配が上がるでしょう? で終わった以前の記事ですが、結論から言えば、やっぱり取説に軍配が上がりました。

薪ストーブにつきっきりで実践する機会がなく、おおよそではありますが取説通りの焚き方と自己流とを比較しながら気づいた点を報告します。
(取説の文章は理解しにくい点もありますが、そのまま載せました。)

 STEP1 ストーブダンパーを開けてください。そしてプライマリーエアーコントロールを充分に開けて、コンバスターエアーコントロールを2回転開けてください。

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 もう初めから違っています。私の場合はコンバスターエアーコントロールは閉め、プライマリーエアーコントロールと灰受け扉を開け、一次燃焼させていました。
 STEP2・3の徐々に火を大きくしていく過程は取説とほぼ同じです。

 STEP4 プローブ温度計が232~260℃に達したらダンパーを閉じてください。
こうしますとコンバスターを作動させられます。コンバスターの連続した作動を確かにするためエアー調整を減じる前、少なくても454℃まで温度を上昇させて下さい。

 STEP5 プライマリーエアーコントロールを中よりやや低くセットして下さい。
火のボリュームがすぐに小さくなります。しかしストーブはウォームアップを続けています。プライマリーエアーコントロールとコンバスターエアーコントロールを使って火のコントロールを維持して下さい。


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 私の場合は側面扉の温度計が300℃に達したら、ダンパーを閉め二次燃焼に移行していました。その際コンバスターエアーコントロールは開けますが、プライマリーエアーコントロールと灰受け扉はしっかり閉めていました。
側面扉に付けてある市販の温度計が300℃に達した時には、プローブ温度計の値は約250℃ですので、温度に関しては間違いはなかったようです。

次に薪の補給と火の回復
 ダンパーを開け、少なくても煙の吸い込みが増すまで15秒待って下さい。ドアをゆっくりと開け、燃料を補給して下さい。その際温度は430℃以下にしばしば下がります。このレベルまで温度が下がったり、火床がうすかったりした場合、ダンパーを開けたままプライマリーエアー供給を増加して火に活力を入れて下さい。プローブ温度計が430℃に達したら空気供給を減らし、ダンパーを閉じて下さい。排気公害と燃やしすぎを避けるためできるだけダンパーを閉じて下さい。
 そう書いてあるのですが、薪を補給する時点ではプローブ温度計の値が300℃以下まで下がっていることがあります。薪の補給後、ダンパーを開けたまま燃やし続け、側面扉が300℃に達した時に二次燃焼に切り替えますが、プローブ温度計は必ずしも430℃以上になっているとは限りません。構わずダンパーを閉めてしまいますが、どちらの温度計に頼っていいのか判断に迷う場合があります。
でも普段はそこまで神経質にならず、適当にやってますけどね。

取説通りの焚き方で気づいた点は3つです。
まず、温度管理は付属のプローブ温度計ひとつあれば充分かな。
私のようにカッコつけて市販の温度計をつける必要はないかもしれません。でも料理の際にはストーブトップの温度計は目安になります。
2つ目に、エアー供給です。一次燃焼の際、灰受け扉を利用してエアー供給していましたが、ガラスの汚れが発生しやすいようです。プライマリーエアーコントロールにはエアーカーテンという空気清浄システムがあるので、これだけを使用すればガラスが汚れることはなく、きれいな状態を維持できます。
3つ目にコンバスターの温度管理がはっきり理解できました。
コンバスターは430℃以上で働き、これより低い場合は燃料を補給するか、エアー供給して上昇させます。コンバスターは540~760℃が最適レンジです。925℃を超えると壊してしまいます。
コンバスターの性能については次回詳しく報告したいと思います。

ふぅ~、文字だらけで疲れた~。




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コメント

薪焚き人は興味津々!

検証ご苦労様です!

灰受け皿を開けると、ガラスが汚れやすいというのは、ヨツールでも同じですね!そして、コンバスターを有効に使うためには、プローブ温度計での温度管理が大切だということが良く解りました。
今回の記事を拝見して、コンバスター方式とクリーンバーン方式の扱い方の違いが見えてきました。そして、どちらにも共通して言えることは、連続運転する場合(燃焼効率を考えた場合)、ストーブ本体の温度を下げない(下げすぎない)方が良いということも…。私も最近は、連続運転の場合(寝る時意外は)、薪をあまり詰め込み過ぎないようにして完全燃焼させ、熾き火を絶やさない程度に薪補給するようにしています。その方が安定した燃え方で、補給時の火着きも燃焼効率も良さそうです。ヨツールF400の場合、ストーブトップの温度でいうと、200度~350度の間ですかね!結局マニュアル通りっていうことです(笑)

カタログや本に掲載されていない、実際に使ってる方のストレートな使用感が解って勉強になりますね~。この内容は、これから薪ストーブを購入される方には、とっても役に立つと思いますよ~。次回のコンバスターも、愉しみにしています!

2008/02/16 (Sat) 12:20 | 田舎時遊人 #cegDMDc6 | URL | 編集
勉強になります。

何と言っても「プライマリーエアーコントロール」がすごいです。
この機能、私が見学した中で一番クイックにエアーの供給が出来る機能だと思います。バーモントの機種ではそうは行きませんでした。
私が最近気になっているのは、エアーを絞ってとろとろ焚いている時に(就寝中など)は二次燃焼しているのでしょうか?
燃焼時間ばかり気になっていましたが・・・コンバスター付きならば低温でも二次燃焼するはずですが・・・どうなっています?クリーンバーンだと燃焼時間を延ばそうと思うと二次燃焼しないのでは・・・それともエアーを絞って長時間たっても300度位の高温をキープしているのでしょうか?
この疑問は写風人さんと田舎時遊人さんに聞いて見たい質問です。

2008/02/17 (Sun) 17:48 | 外道s #5AXDTSnc | URL | 編集
田舎時遊人さんへ

最近レポートを書くという機会がないので、疲れますね~。

連続運転の件は同感です。
スタジオを留守にして、熾きが少なくなっていたり温度が下がっていると、補給後の手間がかかりますね。
かといって詰め込み過ぎよりも、炉内に余裕があるくらいの薪の量の方が炎も美しいです。
やっぱり基本はマニュアル通りっていうことでしょうか。
それにしても薪ストーブは単純そうでよく考えられていますね。

2008/02/17 (Sun) 20:14 | 写風人 #- | URL | 編集
外道sさんへ

他の機種を使ったことがないのでエアー供給については分かりませんが、このプライマリーエアーコントロールは良く出来てると思います。
二次燃焼や触媒については次回報告しますが、触媒は一旦反応が始まるとストーブの温度が下がっても再燃焼がしっかり行われています。
ですから就寝前に薪をくべても不完全燃焼することなく再燃焼しつづけ、翌朝まで熾きが残っている訳です。
質問がだんだん高度になってきますね。
次回コンバスターの記事も頑張ります。

2008/02/17 (Sun) 20:22 | 写風人 #- | URL | 編集

薪ストーブの温度を下げないのは重要ですね
F500では前面扉を開けると
温度下がりが大きいので薪投入は
サイド扉を利用になっています

炉内温度を下げずに
薪の投入と空気の流れが重要なんですね
これはどの薪ストーブも共通なようですね

2008/02/18 (Mon) 09:25 | northin #LkZag.iM | URL | 編集
クリーンバーンのとろとろ運転

外道sさんの質問、こちらに書かせてもらいます。
長時間燃焼させる時も、クリーンバーンを働かせるようにしています。太目の薪を多めに詰め込んだら、薪全体に火が回るまで空気量全開(レバー全開)で燃やし続けます。薪全体に火が回り炭化が始まったことを確認します。炭化が始まり350度ぐらいまで上がれば2次燃焼が綺麗に働くので、ここで火柱が消えないように(2~3本になるように)レバーで空気調整してやるだけです。絞りすぎると火柱が消え、一気に温度が下がりくすぶりますから、2次燃焼が満遍なく行われるように調整するのがコツです。ここがクリーンバーンの調整の難しいところでしょうか?この状態を長く続けることによって、長時間運転が可能になります。低い温度でもちょろちょろ焚くことはできますが、燃焼効率は悪く、不完全燃焼してしまうように思います(ガラスの煤け具合からみて)。ですから、いったん350度まで温度を上げて、そこで空気量を調整します。しかし、いくら頑張っても、コンバスター機にはかなわないと思います。
写風人さんのブログに長々と書いてすみませんでした。コンバスター機との比較ということでお許し下さい。

2008/02/19 (Tue) 17:19 | 田舎時遊人 #cegDMDc6 | URL | 編集
田舎時遊人さんへ

クリーンバーンも任せっぱなしという訳にはいかないんですね。
微妙な空気調整は経験しか分からないという事ですか。
詳しく説明していただいてありがとうございます。
でもコンバスターは消耗品で、しかも価格が高いという短所もありますからね・・・。

2008/02/20 (Wed) 22:47 | 写風人 #- | URL | 編集

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