フェザースティックをより薄く

梅雨明けの暑い日が続きますね。

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なぜかこの時期になると焚き火する機会が増えます。


夏になると自宅や河原でやたらバーベキューシーンを見かけます。
先日放送されたケンミンSHOWによると、
バーベキューセットの売上は、なんと岐阜県がダントツ1位なんだって。
道理でよく見かける訳だ。
でも私に言わせれば、ただの焼き肉セットですけどね・・・。

バーベキューもどきにしろ焚き火にしろ、まずは火起こしから始めなければなりません。
身近な着火道具といえばマッチやライター。
着火剤を使ってライターで点火すれば、いとも簡単に火は起こせる訳です。
ただそれらは雨風に弱いし、いかなる条件でも点火できる道具とは言えません。
全天候型で使用回数も多く、確実に着火する道具といえばファイヤースターター。
(ファイヤースチールなど名称は様々なようです。)

綿などの繊維に火花を散らせば簡単に着火するので、
これは使い慣れておいて損はないと思います。

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私の場合は木や枝を縛るときにも便利なので、麻紐を常用しています。

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麻紐を10cmほどカットし、紐をほぐしていきます。

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フワフワにして丸めれば出来上がり。

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燃えやすい小枝や枯れ葉を用意して火花を散らせば着火します。

こうした繊維質の素材がない場合に
ナイフと枝だけで着火させる方法がフェザースティックです。
よく乾いた枝を使ってフェザー(鳥の羽・羽毛)のように、より薄く削ります。

そこで肝心なのがナイフ。
ナイフのブレードには大きく分けて3つの形状があります。
ブレード面がえぐれているフォローグラインド。
平面なブレードのフラットグラインド。
ハマグリのように膨らんだコンベックスグラインド。
どんな形状でも薄く削れるとは限りません。

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フォローやフラットでは、このように深く削り込まれ厚いフェザーになってしまいます。これでは火花での着火は無理。

ブッシュクラフトでは一般的にコンベックスが向いていると言われますが、より薄いフェザーを作るには枝に接する面をややフラット気味に研ぎ直した方が良さそうです。

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これが修正したナイフで削った薄いフェザー。
上の写真と比べると、削れた枝の深さも違います。

こうして枝の周囲を薄く削ってフェザースティックを作ります。

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ネット上でよく見かけるのが、綿の上にフェザーを置いている場面。
綿に火花を散らすので、わざわざフェザーでなくてもいいような気がします。

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繊維質の素材が用意されていれば、枯れ葉や小枝だけで十分火は起こせますから。

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それらがない時に、フェザーが必要になってくると思うんですけどね。

それでは着火してみます。

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より薄く削った部分に向かってスパークします。

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火花によって火種が残り

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すぐに着火します。

綿状の素材はあっという間に燃え尽きてしまうので、いかに小枝に早く火を移し替えるかがポイントです。それに対しフェザースティックの場合は火持ちがいいので、ゆっくり火を育てていけます。

たかが火起こし、されど火起こし。
場面や状況に応じて、色々な火起こしを試してみるのは面白い。
奥が深いです。


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